Career Story営業部門 マネジャーのキャリアパス
野球はやりきったと言い切れる。
次は仕事でがんばったと言えるものを。
カーセンサーならそれが見つかると思った。
野球一家に育ち、父、兄に続いて甲子園に出場。準優勝の成績をおさめました。大学でも野球を続け、新卒で軟式野球の社会人チームがある会社に就職したのですが、自分がやりたいと思う仕事ができませんでした。野球についてはやりきった。そう言い切れるけど、次の人生、仕事でがんばったと言えるものを見つけたい。でも正直なところ、仕事でそんな経験ができるのかなと疑問に思っていました。転職先を探して、数社面接で回っていたときに、衝撃の出会いがありました。カーセンサーの面接官がすごく熱い人だった。夢を語るその熱量の大きさに、「自分もこんな風に夢を語れる人になりたい！」と思い、入社を決めました。
カーセンサーでの営業の仕事は、前職までとはまったく違いました。自発的に考えて、行動し、先輩や上司に相談しながらやりたいことにどんどんチャレンジできる。自分で仕事を取りに行く楽しさを学んだし、先輩たちも可愛がってくれて、毎日がとにかく楽しかった。人と接することが好きなので、クライアントとの会話も楽しく、営業成績もついてきます。MVP（最優秀賞）を受賞し、絶好調でした。でも振り返ると、人に踊らされて、まわりのフォローがあったからできていただけ。勘違いしていたのです。自分のやり方に固執しすぎ、１年ほどすぎて壁にぶつかります。
機会を生かすも殺すも自分次第。
チームで目標を立ててやりきる経験から
仕事は一人でやるものじゃないことを痛感。
自分の考えを押し通そうとして、上司や先輩にいつも噛みついていました。でも、それでも受け入れてくれていた。変わることができたのは新人の教育担当を任されたことがきっかけです。人を育てるためには、自分自身が成長しないといけない。仕事のやりかたを棚卸しして、何が足りていなかったのか、どんなスキルが必要なのか自覚するようになりました。役割を与えられたことで、自分を客観的に見ることができるようになり、視野を広くしなければいけないことに気づかされた。人の成長を信じて、こうした機会を与えてくれるところはカーセンサーらしい風土だと思います。
入社１年半でリーダーに任用。メンバーを輝かせたいという気持ちは今もずっと変わっていないけれど、この頃はやり方が雑でした。キャンペーンでは、とにかく全チーム内で１位になろうと、がむしゃらに取り組みました。普通に考えたらできないようなことでも、とにかくやってみる。当時のメンバーとは今も仲がよく「あのときほどつらいことはなかった」と笑い話になりますが、最終的に全国２位という結果を残せたことで、多くの学びがあり、一番の思い出となっています。リーダーとしてやっていく自信もついた。でも中国エリアのリーダーとなったときに、思い切り鼻をへし折られました。
マネジャーの仕事は人を育てること。
人を幸せにする。成長できる場をつくる。
そのために、まず自分自身もそうでなければ。
中国エリアは社会経験豊富なメンバーが多かった。マーケットも難しい。関西のノリとは全然違っていました。それまでは自分がチームを引っ張っていく意識が強かったけれど、それではダメ。メンバーそれぞれに大切にしている仕事の価値観があることを知りました。前よりももっと人と向き合い、メンバー全員でチームをつくっていくようになりました。そしてどん底から這い上がり、ようやくチームが軌道に乗ってきたと思ったら、次は関東への異動が決まります。
仕事のスタイルも人のタイプも全然違う。異動直後はあまりの感覚の違いに、転職をしようかと思うほど悩み、自分を見失っていた。そんなとき、信頼する先輩から、「おまえは元気に明るく、みんなを引っ張ることしかできないんだから、それをやれ」と言われてハッとし、目が覚めました。目の前のリーダーという仕事に向き合うこと。目の前のメンバーを幸せにすること。お客様に提供できる価値を考え抜くこと。何のために仕事をしているのか、ようやく腹オチができた。そこから、他のチームにも影響が染み出すような仕事がしていけるようになりました。
いまマネジャーとして目指していることは、入社するときに感じたような、仕事を楽しみ、仕事で夢を語れる会社にしたいということ。人間として成長する機会、一生つきあえる仲間、人生を豊かにする経験。それがカーセンサーだと思っています。
入社してからのキャリアパス
