

Job Interview営業職の仕事内容


車両の仕入れから
販売後のアフターケアまで
販売店の業務全体をサポート
30台以上の車両を保有している中古車販売店を担当し、クライアントの業務全体をサポートしています。中古車販売店の主な業務には、店舗などで車両を買い取る仕入れ、整備・洗車・値付けをおこなう商品化、クルマを展示し商談する販売、購入後の点検や整備などのアフターケアがあります。そして、販売業務の促進をお手伝いしているのが、カーセンサーネット。ですが私たち営業は、カーセンサーの商品以外の提案も積極的にして、中古車の販売にかかわる全領域をサポートする意識で、クライアントに向き合っているんです。
例えば、仕入れ業務に対しては、売上最大化のために、どんな車種を仕入れるべきかをご提案。カーセンサーが持つデータベースを分析し、ユーザーがどういうクルマを購入しようとしているか、ランキング形式で提示しています。中古車販売店と一言で言っても、そのタイプはさまざま。地域密着で長く愛されるお店を目指し幅広い車両を扱いたいと考えるところもあれば、専門車両に絞って売りたいというお店もあります。そこで、商品化業務に対しては、クライアントのニーズや、月間の目標販売台数まできちんと把握した上で、販売店のタイプに適した仕入れから商品化までの業務フローを作成。業務効率を上げるための施策を提案しています。このほか、アフターケア業務では、どういったサービス内容が喜ばれ、選ばれるのかを一緒に考えます。
ただ広告枠を売るだけではないのが、カーセンサーの仕事の魅力。実際に社内の表彰制度では、営業の売上額という結果だけではなく、そのプロセスも選出基準に含まれているんです。


営業未経験で業界知識ゼロ。
「私ではクライアントのためになれない」
と自信を失った。
今でこそ、カーセンサーネットだけに留まらない提案もできるようになりましたが、営業を始めた当初は、クライアントの話している言葉がまったく理解できませんでした。
入社後はロープレを通じて営業のイロハを学ぶのですが、いざ現場に出てみると、業界知識が足りず、クライアントに何を求められているのかもわかりませんでした。自信をなくし、ますます言葉が出なくなる悪循環でした。提案内容を、「こんな内容で持ってくるな」と厳しいご意見を頂いたことも。悔しくて悲しくて、自分は本当にカーセンサーにいていいのかなと思うほど落ち込んだこともあります。
それでも前を向けたのは、「自分らしさを忘れないでね」と励ましてくれる先輩と、どんな初歩的な質問にも嫌な顔一つせずに答え、営業同行をしながら二人三脚で成長を見守ってくれたマネジャーがいたからこそ。採用面接のときに、私の人生を一緒に考えてくれたことを思い出すと、「採用してくれた会社に貢献したい」という思いが自然に溢れてきました。
業界や営業未経験者のための、学びの環境が整っていたことも幸いでした。社内では、業界知識やノウハウを先輩方が積極的にインプットしてくれますし、社内のネットワークシステムには、商品などに関する必要な情報が網羅されていて、困った時にすぐ検索できる。互いに教え合う風土と人、そして仕組みに、「こんなにも恵まれているのだから、私も早く成長しなくちゃ」と自然と頑張れました。



クルマに興味がなかった私だからこそ
ユーザー目線に立って
お店の見せ方を改善していける。
自分なりに勉強を続けた結果、次第にお客様から「カーセンサーで車が売れたよ!」と言っていただけるように。少しずつ自信が持てるようになり、期待の声をもらう中で、私らしさって何だろう、私だからこそできる提案って何だろうと、自分に問いかける余裕も生まれてきました。
そんな時、クライアントから「もっと女性のお客様を呼び込みたい」「入りやすい雰囲気にするにはどうしたらいいかな」と相談をいただいたんです。カーセンサー社内には女性従業員もたくさんいますが、業界的には女性の営業担当はまだまだ少ない。一方で、車を購入するユーザーの半分は女性で、家計の財布を握っているケースもある。業界経験が浅く、これまでプライベートでクルマに興味を持ってこなかった自分だからこそ、活かせる視点があると気がつきました。
それからは、女性ユーザーの目線や、車に詳しくない人の目線にも立って施策を提案。例えば、成約時にお花をプレゼントしていた販売店には、可愛らしくアレンジされた“お花”にフォーカスした写真や情報をカーセンサーネットに掲載し、クチコミ投稿を増やす工夫などをしました。ほかに、曜日ごとにクライアントのキャンペーンを開催し“レディース・デー”を作ったこともあります。交通量が多いインターチェンジ付近に店舗を構えるクライアントには、看板を見やすいように大きくすることや、キャッチーな5・7・5のフレーズで通行者の目を引けないかと一緒に考えたことも。他社事例やデータの提供など、定量的な情報共有はもちろん、自分だからこそできる型にとらわれず、ユーザー目線に近い提案・自分だから気づける工夫のポイントを伝えることが、私が介在する価値だと思えるようになりました。
クライアントは、カーセンサー担当を選ぶことはできません。だからこそ、「河根さんが担当でよかった」と言っていただけるように、ユーザー目線とクライアント目線の両方に立って、何ができるのかを考え抜いていきたい。クライアントが店舗ごとに持つ個性や強みを引き出し、これからも、自分なりのアイデアを提案につなげていきたいです。


ある1週間のスケジュール
どんな1日・1週間を過ごすのかは、プライベートの予定に合わせて、その都度自分で決めています



