桑原 幸子

Career Storyスタッフ部門へのキャリアパス

営業で身につけたリアルな肌感覚。スタッフとして求められる長期的視野。両側を知る私だから推進できることを。

桑原 幸子

営業ができればなんでもできる。
どんな仕事をしていくにも必要な
基本スキルを身につけたかった。

新卒で就職したのはブライダル企業。憧れていた業界だったのですが、自分とは感覚が合いませんでした。転職先に求めたことは、将来どんな仕事をするうえでも役立つ経験が積みたいということ。何の知識もない業界で営業として活躍できたら、どんな場所でも活きていけるスキルが身につくと思い、リクルートカーセンサーに転職しました。入社当時、マーケットの状況が芳しくなく、営業としては厳しい環境でした。入社直後はやる気全開だったので、すぐMVP(最優秀賞)を取ることができたのですが、簡単に結果が出たことで調子に乗り、モチベーションが下降。そんなとき、転勤でやってきた二人との出会いが私を変えてくれました。ひとりは新しい上司。どんな苦しい環境でも、ポジティブに仕事を楽しむ姿に衝撃を受けました。現在は起業して在籍していませんが、当時リーダーだったその方は、どんな苦しい環境でも、圧倒的に実績を残しつつポジティブに愉快に生きていていました。会社のために仕事をするのではなく自分のために仕事をすること、そして仕事を自由に楽しむことを私に教えてくれました。もうひとりは同い年のパワフルな営業です。強力なライバルが現れたことで、今の低い意識のままでは自分が目指していた人物像から離れていってしまうと気づかされました。心を入れ替えて、年間MVPを目指すことを決意。社内のナレッジを活用し、営業ノウハウを磨きながら、全力でがんばりました。最終的にはライバルの彼に負けて準MVPで終わりメチャクチャ悔しかったけれど、1年間営業としてやりきったという気持ちを持てたことは大きな収穫です。

「私を変えてくれたのは人との出会い。成長するためには環境が大事だと教えられた。」

桑原 幸子

理想のリーダーを目指すが空まわり。
もがいて悩み苦しんだからこそ、
気がつくことのできた大切なこと。

私は人との出会いをきっかけに、楽しく仕事ができるようになりました。その経験から私も、周りの人たちにいい影響を与えられるような存在になりたいと思うように。目指すリーダー像は明確にあったし、なれるはずだとリーダーになった当初思っていました。でも甘かった。人材育成の壁にぶつかります。営業として自分が成績を残すことはできるけれど、メンバーのモチベーションをあげていくこと、人の心を動かす難しさに悩みました。それが得意だと思っていたからこそ、できない自分に絶望しました。私は何でも自分でやってしまい、誰かに仕事を任せるのが苦手。チームで大きなプロジェクトをやっていくときには、全員で最大限の成果を出さなければいけないのに、自分ひとりが空まわりしていました。辞めてしまうメンバーが現れたとき、はじめてそのことに気がつきました。苦しかった。どうすればいいのか、何を変えなきゃいけないのか。チームメンバーに素直に謝って、相談して、考え方をガラリと変えました。みんなそれぞれ得意や不得意があり、支え合ってひとつのチームになっていくのだということ。そこから1年かけてどん底から立ち直っていったけれど、いいリーダーになれた自信は持てなかった。でも転勤が決まったときに、チームメンバーが泣いてくれた。このチームで働けて幸せだったと言ってくれた。いいチームを作れていたことをその時はじめて実感しました。この経験は一生忘れられないです。

「裏側で支えてくれていたメンバーへ感謝。カーセンサーに入ってよかったと思えるチームを目指したい。」

桑原 幸子
桑原 幸子

営業経験を活かしてスタッフへ転身。
自分が成功事例になることで
次の道を切り拓いていきたい。

営業として、リーダーとして経験を積みながら、営業現場にある“不”を意識することがよくありました。何かができないことを環境のせいにするのではなく、自分から動いて変えていきたい。事業全体に影響を与えるような仕事がしたい。そこで自分からスタッフ職になることを希望しました。名古屋から東京へと「私がカーセンサーを変えてやる!」という意気込みで乗り込んできたけれど、最初はまったく歯が立ちませんでした。知識・スキル不足、視野の狭さを痛感して、またもや絶望します。でもここで挫折したら、泣いて私を送り出してくれたメンバーたちに顔向けできないし、彼らがスタッフ職に行きたいと思った時の次の道も閉ざしてしまう。上司や同僚から勉強するべきことを貪欲に聞き出し、読書や研修で知識を増やし、視野を広げていきました。同時に、私の強みとなる営業経験を活かそうと考えました。営業のリアルな肌感覚を知っているからこそ、説得力をもって施策を現場に落とし込むことができる。全国の営業にヒアリングをして、勉強会を企画し、事業戦略と営業現場を接続する役割を担っていきました。私が思い描くカーセンサーの未来は、営業一人ひとりがクライアントの経営支援を担えるパートナーとなり、市場価値を高めていくこと。営業が価値発揮できる環境を、具体的な施策を通して推進していくことが私のミッションです。難易度は高いけれど、楽しみながらポジティブに取り組んで、きっと実現したいと思っています。

「目の前の仕事に全力で向き合う。振り返るとそれが私らしいキャリアになっている。」

桑原 幸子

入社してからのキャリアパス

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