平木 美帆

Interview

限界の限界まで追い込まれてはじめて自分の殻を破れた1年。支えてくれたみんなに感謝したい。

平木 美帆

産休復帰後、環境の変化についていけなかった。
でもワーキングマザーを言い訳にはしたくない。
自分には何ができるのか、とにかく考えた。

カーセンサーの営業は、この仕事をしていなければ出会えないような人と会うことができて、勉強になるいろんな話を聞くことができる。なんて楽しい仕事だろうと思ってきました。そして、自分のことを知ってもらって、人として信頼されるところから、自然とお仕事の相談をされることが増えていく。販売店のご要望や悩みに向き合って、私にできることはなんだろうと考える。提案したことで価値を提供できる。喜んでもらえる。時間がかかることもあるし、大変なときもあるけれど、毎日が楽しくて、会社に来るのをイヤだと思ったことは一度もありません。だから出産後もカーセンサーで働きたくて、迷うことなく産休後の復帰を選びました。2017年は、第二子出産後、2度目の産休復帰となります。
1年間のブランクを経て職場に戻ってみると、市場や商品といった環境そのものが大きく変化していました。情報についていくのに一苦労。それに、子育てと仕事の両立は、物理的にやることが多い。体力的にも、精神的にも追い込まれました。今まで、比較的順調に仕事をしてきたのですが、はじめて壁にぶちあたりました。もう無理かもしれない。弱気になりました。でも私は復帰するとき決めたんです。たとえ時短で5時に帰るからといって、他の営業より劣る仕事はしたくない。「平木さんが担当でよかった」。そう言ってもらいたい。限界の限界に立たされて、自分が何を目指しているのか、できることは何なのか、ひたすら考えました。

「『私が担当でよかった』そう思ってもらいたい。どうしたら満足してもらえるだろう。」

平木 美帆

ありのままの自分を開示して、
上司にも、同僚にも、販売店にもいい意味で甘える。
だからこそ、それ以上の価値を返さなきゃ。

状況を打開するには意識を変えて、行動を変えるしかない。私がワーキングマザーで時短勤務をしていることは、職場の同僚はもちろん知っていますが、販売店の方々にも伝えています。限られた時間の中で仕事をするからこそ、一分一秒を無駄にしないよう行動していきました。たとえば全国各地の営業と常に連絡をとりあい、情報交換をして必要な資料を送ってもらったり、資料作成を手伝ってもらったり、販売店には、アポイントの時間を動きやすい時間に調整していただいたり。いい意味でまわりの人たちに甘えることで、生産性高く仕事ができるよう工夫をしていきました。マネジャーやリーダーはいつも状況を見てくれているので、働きやすいように常々気を配ってくれていました。夜は外出できない私のために、テレビ電話越しで飲みながら話をして、ストレス解消してくれたり(笑)
逆境に立たされたことをあえてチャンスだと捉えて、意識を変え、行動を変え、自分の殻を破ることができた。価値を返すということを本気でやり続けた。結果、自分自身も成長でき売上げを伸ばすことができました。部内にもいい影響が。私だけでなくチームがいい成績をおさめました。2017年度に年間MVP(最優秀賞)を受賞できたのは、私の実力だけじゃありません。大勢の人に協力してもらい、支えてもらえたことが本当に大きい。心から感謝しています。

「逆境をあえてチャンスだと捉えて行動した。それで、周りにもいい影響を与えられたのかな。」

平木 美帆
平木 美帆

やりたいと思ったらやらせてもらえる。
前向きで、同じ志を持った人がまわりにいることが
カーセンサーで働く大きな魅力だと思う。

私が思うカーセンサーの魅力は、同じ志を持った人がまわりにいること。マイナスなことを言う人がいなくて、圧倒的に前向き。本人の意志を尊重するので、営業経験がまるでなかった私にもいろんな経験をさせてくれました。やりたいと思ったことをやらせてもらえる。そんな会社ってあまりないと思うんです。2018年からはチームリーダーになりました。同じことを続けていくだけでは成長がないし、新しいチャレンジがしていきたい。そう自ら発信していったことも影響していると思います。いま目指しているのは自分のチームを全国No.1にすること。全員にMVPをとれるような経験をして欲しい。周囲への影響力を発揮して欲しい。私自身、もっと勉強していきたいし、もっといろいろな経験を重ねていきたいと思っています。
実家が自営業だったこともあり、母がずっと働いている姿を見て育ってきました。だから私にとっては働くことが当たり前。こどもから見たときに自慢できる母でありたいと思うし、ひとりの人間としてどんな価値があるのか、いつも意識していたいと思っています。ゆくゆくはワーキングマザーとして苦労した経験も活かして、働くお母さんの支援をするような仕事もしていきたい。ひとつ悩みにぶつかって乗り越えると、また新しい世界が広がっていく。自分から積極的に動いて、周りの力もうまく借りながら、やりたいことをどんどん実現していきたいと思っています。

「母としてだけでなく、ひとりの人間として経験を重ねたい。次の目標は自分のチームを全国NO.1にすること。」

平木 美帆

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