橋本 貴志

Interview

現場を知っているからできる、現場へのサポート。自分だからこそ生み出せる価値を追い続けたい。

橋本 貴志

個性派ぞろいのマネジャーを支え、
その先にいる営業メンバーの
背中を押す仕事。

営業企画グループというセクションで、東京・名古屋・大阪の営業支援を担当しています。簡単に言えば、各営業メンバーを後方から支援する仕事ですが、はっきり言って「何でも屋」ですね。営業キャンペーンのための勉強会も主催します。営業戦略を立てるためのデータ整理もします。他エリアでの成功事例を共有するための仕組みもつくります。営業メンバーが目標を掲げるための論理をまとめることもします。
おもにやり取りするのは営業部の部長と、そのもとで現場を仕切っている7名のマネジャーです。個性派ぞろい。価値観もスタイルも、抱えている課題もそれぞれ違います。彼らがピッチャーだとしたら、私は、毎試合まったく異なる球種を受け止め、次の投球へのサインを出すキャッチャーのような存在かもしれません。
ただ、共通しているのは、私のサポートが「営業活動に直結している」という点。マネジャーはもちろん、その先で働いている営業メンバーの一人ひとりが、「よし行ける!」と思えること。そして、クライアントにとっての成果につなげること。そのための「何でも屋」であることに私は、誇りを持っています。

「社内の『何でも屋』である自分に、誇りを持って働いている。」

橋本 貴志

営業の最前線を走ってきたからこそ、
自分にしかできない
スタッフの仕事がある。

このセクションに来る前の私は、12年半もの間、大阪エリアで中古車販売店を回る、営業の仕事をしてきました。現場を走り回っていたのです。
異動の辞令が出た時には、正直驚きました。はじめての営業支援、はじめての東京、そしてはじめての単身赴任。当初は戸惑いました。
PCスキルにせよ、戦略・戦術の立案にせよ、スタッフ職を長くやって来た人に比べると、不安が多いのは事実でした。でも、「自分は現場を知っている」という自負がある。その強みを発揮すれば、自分にしかできない仕事ができる。そのつもりで、現場のサポートをしてきました。
この業務を任されて再発見できたのは、自分の中の「論理的」な部分です。営業時代、クライアントとのコミュニケーションの中で、ひらめきや勘が生きてくる場面もありましたが、その裏側で、緻密な計算が功を奏することもありました。いまは、その「論理的な部分」を、現場のために磨いている最中です。

「毎回、異なる球種を受け止められる、現場にとってのキャッチャーのような存在でありたい。」

橋本 貴志
橋本 貴志

直接、リアルな声を聞いたことによって、
最前線で歯を食いしばっている仲間を
支えることの意義を再確認できた。

いま、リクルートカーセンサーは組織改革の真っ只中にあります。私は現場の気持ちも分かる、経営方針も分かる立場にいます。本来、本社のスタッフも現場の営業も目指しているものは同じはず。私は、各拠点に出向き、各メンバーのリアルな声を直接聞くことにしました。誰かが、現場の課題感や改革への戸惑いなどを受け止める必要があると思ったのです。各メンバーには、忙しい時期にもかかわらず、時間を割いてもらいました。
最前線で歯を食いしばっている仲間を支えることが、私のやらなくてはならない営業支援である。そう実感できたことが、実際に営業メンバーと会い、話をしたことで、得た最大の手応えでした。
営業だった頃の自分を振り返ってみて、つねに勝負していたのは「自分だから提供できる価値なのか」ということでした。現場を離れたいまでも変わりません。かつて中古車販売店の社長から「橋本で良かった」と言われることを目標にしていた。いまもまた、社内から「橋本で良かった」と言われる仕事で勝負したい。ほかの誰かではなく、自分にしかできない仕事。それが、この会社で働く私のモチベーションです。

橋本 貴志

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