林 和範

Interview

楽しいチームをつくる。それができれば結果は自ずとついてくると信じていました。

林 和範

会社の期待を集めるプロジェクト。
任されたことが嬉しいし、
絶対に成功させなきゃいけない。

2017年4月からの1年間、期間限定プロジェクトのリーダーを任されました。全国各エリアに出張をしながら、新規開拓をしていく過酷なプロジェクト。メンバーは中途採用の若手4名と、新規未経験の営業1人。私を含めて合計6人のチームで、代理店の協力をして新規開拓営業をしていきます。今回のプロジェクトは若手を中心に構成されたため、ミッションそのものの難易度の高さに加えて、メンバーを育成するという大きな責任があります。だからこそ、会社から「リーダーをやって欲しい」と声をかけてもらえたことがすごく嬉しかった。同僚や後輩に影響力がある仕事がしたいと考えて、教育や情報発信に力を入れていたことを見てもらえていたのかなと思いました。「一緒に働くメンバーを絶対に幸せにしてあげたい」。それがいつも考えていること。プロジェクトがはじまる前に決めたのは、1年間全員が健康で無事に帰ってくること。そのためにはとにかく楽しいチームじゃなきゃいけないと思いました。

「成功とは、全員が1年間健康であること。カーセンサーを牽引する存在になっていくこと。」

林 和範

みんなの人生を豊かにしたい。
教えたことは営業の方法ではなく、
人としての「生き方」や「考え方」。

前例のないプロジェクトをやるということは、誰もしていない経験ができるということ。この1年間を経て、6人がいつかカーセンサーを牽引するような人材になれるように、という想いも持ってプロジェクトに取り組みました。本気で愛情を持って、みんなの人生を豊かにしたい、という気持ちで教育してきたことが、全部結果となって返ってきました。何かうまくいかないことがあるときって、その想いが本気じゃなかったときだけなんですよね。圧倒的な成績を収めようとか、最初から視座を高くしようというのではなくて、まずはみんなの想いを聞いて、ちょっとずつ応援していく。何かで失敗したときも、意味なく叱ることや、追いつめるようなことはしない。そうならないようにどうするかをチームみんなで考えていく。たとえばロープレ(営業練習)って、先輩になるとあまりやらなくなるんですけど、みんなが同じ回数やることが大事だと思っていて、誰かがつまずいたら、「じゃあ、代わりにやらせてみて」と自分でもやってみる。営業に入る前のウォーミングアップのようなつもりで、楽しいゲーム感覚でやっていくと、ガシャッとドアを開けて入っていくとき、自然な笑顔が出るようになる。小手先じゃなくて、人間力をどう磨くか。どんな「生き方」や「考え方」を大事にしていくか。それを教えていくことでメンバーが人間的に大きく成長してくれて、考え方で結果を出してくれた。それが大きな手応えですね。

「全国で1番影響力のある人間になりたい。働くことの幸せを感じる会社がつくりたい。」

林 和範
林 和範

みんなが代わる代わるリーダー業務を
担えるようなチームに成長した。
主語が「自分」から「チーム」に変わった。

エリアの代理店には独自のカラーがあり、それぞれのプライドや想いを持ってカーセンサーの営業活動をしています。そこに、代理店をサポートするエースとして新人が入っていくのだから、人としての礼儀はもちろん、仕事をする姿勢も厳しく見られます。最初は「手伝いに来てくれるのは若手でしょ」と言われていたのが、ほんの数日後には「間違いなくエースでした!」と言ってもらえるようになった。本当に嬉しかったですね。最初は自分のことばかり主張していたメンバーが、チーム全体を考えて行動し、発言するようになった。そして、全員がリーダー業務を担えるチームにまで成長しました。みんなカーセンサーに入社するまでチームで仕事をしたことがなく、仕事は一人でするものだと思っていた。世の中なんてそんなものだ、と思っていた考え方が、この1年でガラッと変わったんです。
そして過酷な日々にも関わらず、メンバーは誰ひとり1日も休まなかった。最初に決めたように全員が1年間、健康で無事に帰ってくることができた。これって当たり前のようで、実はすごいこと。責任感だけでなく、みんなが本気で仕事を楽しいと思っていなければ実現できなかったことだと思います。あるとき冗談っぽく「来年もやれと言われたらどうする?」とメンバーに聞いたら、間髪入れずに「もちろんやりたいです!」と答えが返ってきた。涙が出るほど嬉しかった。カーセンサーを「世界で1番働くことが誇らしい会社にしたい」。私自身、働くことの幸せをいつも感じています。こんな想いを話す機会が1番多いのは社長ですよね。だから、その想いを叶えるために、いつか社長になります! 本気です。

「カーセンサーをもっともっと楽しく、世界一誇らしく思えるような会社にしていきたい。」

林 和範

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